未解決事件ファイル · DAILY-THREE-BELLS
三度の鐘
アルプス・ヴァルディロカ渓谷の山岳救助隊基地は、冬ごとに村の上の斜面を見守っている。二月のある朝、この基地で三十年働き、定年後も雪を測りに登っていた六十二歳のアウレリオ・パンチェリが、その斜面上部で崩れた雪に埋もれた。二十二分で顔が出たが、彼は息をしていなかった。その朝、中庭の鐘は三度鳴った。誰がその綱を引いたのかから問わねばならない。
現場
稼働中のアルプス山岳救助隊基地と村の上の管理斜面 · 二月、冬のピークシーズンが終わる週
容疑者 5名
ニコラ・セラフィーニ基地無線・状況担当人を呼ぶとき名前の代わりに呼出符号を使う。相手が話す間、その内容を書き取る。
シルヴィア・カタネオ村リフト整備人員自分の過ちを先に言い、事実を後に付ける。だから重要なことが常に後に出る。
マテオ・リナルディ斜面観測・人工誘発担当誰かが自分の判定に触れると声の代わりに文が短くなる。数字を聞くとその場で数え直す。
エリサ・ドナティ基地装備担当隊員問われていないことまで言って後から言葉を拾い集める。答えが長くなると自分で止める。
レンツォ・バルドゥッチ山岳救助隊班長、当日の基地当番問われた言葉に手順の名前から答える。自分の判断を話してくれと言われると少し言葉が止まる。
物証
パンチェリの観測手帳と廊下壁の曲線表
廊下壁に手描きの表が貼られている。横が分、縦が百分率で、15分の場所に太い縦線が引かれている。その横の釘にパンチェリの観測手帳が掛けられており、前半は日付別積雪記録だ。
装備室扉横の信号・手順表とその冬の改定署名欄
左欄に状況が、右欄に信号が記された表だ。「全員集合」には鐘二度、「出動」には鐘三度と記されている。「斜面埋没」欄の文字だけ新しい。
基地無線録音
基地無線は常時録音される。09時41分からの区間が残っている。最初に短く切れた送信が一つ、09時42分に下から来た通報、次が基地の応答だ。
斜面上部の試験場所と崩れた雪が積もった場所
上部には掘りかけの雪の穴があり、壁の半分が崩れている。彼のシャベルと、雪の中を突いて人を探す長い棒であるプローブがその場所に残っていた。下へ流された雪が幅四十メートルほどに積もっている。
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捜査ガイド
質問1回 = 1ターン。手がかりを調査し、対質で供述を揺さぶり、全員を尋問してから犯人を指名しろ — 指名は取り消せない。
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